越谷市の駅・新駅周辺賑わい創出/サンシティを建替え

【調査費を補正計上/PFI視野に整備検討】
 埼玉県越谷市は、南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業の構想案をまとめた。複合施設の越谷サンシティの建て替えを目玉とし、合わせて周辺の道路や交通環境の改善を図る。今後、有識者の懇談会を立ち上げて議論し、2019年度末に構想として策定する予定だ。整備手法はPFIを視野に検討する。 第3セクターの越谷コミュニティプラザが1979年に建設した越谷サンシティは、市民ホールや結婚式場などの文化施設、イオンをキーテナントとする商業施設、市の図書室や出張所の公共施設が入る複合施設。老朽化に伴って周辺地域のにぎわいが低下していることなどから、JR武蔵野線と東武伊勢崎線が交差する鉄道結節点である両駅周辺エリアの構想案を市がまとめた。
 新たな越谷サンシティは、定期借地権によってホテルの建設を目指すとともに、全国的な会議などを開催できる規模のホール建設を検討する。にぎわいの創出に寄与する商業施設など民間機能の建設も目指す。市は、行政機能として出張所や図書室、市民が多目的に利用できる空間などの整備に努めるとした。周辺地区では、南越谷駅南口と新越谷駅東口の駅前ロータリーから越谷サンシティまでのアクセス道路を改善するほか、バス専用の発着機能整備を検討するとしている。
 市は、3日開会の定例市議会に提出した補正予算案に、まちづくり計画策定支援業務委託料300万円と、越谷コミュニティプラザが実施する再整備可能性調査の負担金900万円を計上。まちづくり計画策定支援業務委託料は、18-19年度に1200万円を限度額とする債務負担行為も設定する。
 市は、「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業構想・にぎわい創出まちづくり計画策定支援業務委託」の公募型プロポーザルを公告済みで、今月中旬に候補者を特定し、補正予算案の議決を経て契約する。同業務は構想案を評価・検証して構想を定めるとともに、構想を実現するための取り組みを調査・検討し、南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出まちづくり計画を策定することを目的とする。委託期間は19年1月15日から20年3月31日まで。

Source: 建設通信新聞
越谷市の駅・新駅周辺賑わい創出/サンシティを建替え