駅東口駅前広場等詳細設計/8月15-23日に提案受付/岡山市

 岡山市は2日、岡山駅東口駅前広場等詳細設計業務委託の公募型プロポーザルを公告した。仕様書などに対する質問、回答を経て、15日から23日まで、都市整備局土木部西部幹線道路建設課で企画提案書を受け付ける。審査委員会による審査で最適提案者と次点者を特定し同下旬に通知する。
 参加資格は、建築関係建設コンサルタント業務部門の「道路」と1級建築士事務所登録があり、国、地方公共団体、鉄道会社が発注した駅前広場詳細設計の履行実績など。概算予算額は9268万6000円(税込み)以内に設定している。
 業務内容は、設計計画、現地踏査、施工計画作成、測量、駅前広場設計、交差点設計(予備設計あり)、駅前広場内建築設計、地下埋設物設計、打ち合わせ協議等、関係機関協議資料作成。履行期間は2020年3月31日まで。
 これまで、路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場デザイン検討のデザイナー選定で建築家の弥田俊男氏(1級建築士事務所弥田俊男設計建築事務所代表)を特定し、デザインを固めてきた。
 同氏は、「人が主役」のにぎわい拠点と公共交通拠点となる駅前広場ゾーニングを提案し、シンボル広場ゾーン、交通拠点広場ゾーン、修景ゾーンの3ゾーンを設ける。駅前広場を後楽園に見立て、立体的な変化に富み、回遊を楽しめる「都市の庭園広場」としてのデザインとし、JR岡山駅も岡山城に見立て、駅前広場と一体となったリデザインを検討するとしている。
 具体的には、延養亭に見立てた交通案内所兼待合所(入母屋屋根を切妻と寄棟に分割した屋根)、流店に見立てた路面電車乗り場(軌道緑化等)、後楽園内に点在する亭舎に見立てた地下街と連絡階段、湯唯心山に見立てた給排気塔のある修景ゾーン(築山整備等)を整備。天井仕上げには県産の木材を使用する。
 岡山駅のリデザインについては、烏城と呼ばれる岡山城に見立てて、駅舎の色をダークグレーとすることで漆黒の下見板張りを想起させる外観とし、駅舎には大屋根の新設を提案している。提案時の概算工事費は20-30億円程度と試算している。

Source: 建設通信新聞
駅東口駅前広場等詳細設計/8月15-23日に提案受付/岡山市