600人超が安全を祈願/虎ノ門・麻布台再開発の起工式

【A街区から順次着手/国際色あふれるコミュニティーを実現/設計=森ビル 施工=清水、三井住友、大林ら】
 虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(曲谷健一理事長)が5日に東京都港区で開いた「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の起工式には、600人を超える関係者が参列して工事の安全を祈願した。神事では、曲谷理事長、辻慎吾森ビル社長、長門正貢日本郵政社長が斎鍬(いみくわ)、井上和幸清水建設社長、新井英雄三井住友建設社長、大林剛郎大林組会長が斎鋤(いみすき)をそれぞれ執り行った。 =1面参照
 神事の後、曲谷理事長は「大勢の人が暮らし、若者がたくさんいるにぎやかな街になることを期待している。施工者と一心同体となり、安全に工事を進めていきたい」とあいさつした。一方、辻社長は「本事業は、森ビルにとっても特別に思い入れの深いプロジェクトであり、これまでの都市づくりの中でも難易度の高い、だからこそ挑戦しがいのあるプロジェクトだ。世界の企業や人々を集め、国際色あふれるコミュニティーを実現することで、東京の国際競争力強化に貢献できると考えている。森ビルも最強の布陣で、社運を賭けて取り組んでいく」と力を込めた。
 施工幹事会社を担う井上社長は、「国内最高の高さとなるA街区を始め、各街区ともに超高難度の工事であり、卓越した施工技術が求められる。全街区の施工者と連携を図りながら、全体を取りまとめる」と意気込みを語った。
 対象地区は、虎ノ門5丁目、麻布台1丁目、六本木3丁目の約8.1ha。公共施設部分の整備などは、清水建設・三井住友建設JVが担う。
 井上愼介所長(清水建設、A街区建設所長)の話 「安全安心な国際都市をつくるという大変意義深い事業に携われることは、大変うれしく光栄であり、同時に身が引き締まる思いだ。施工各社が一致協力のもと、皆さんの期待に応える素晴らしい建物と世界に誇れるまちを引き渡すため、誠心誠意努力していく」
 各街区の概要は次のとおり。
 ▽A街区(清水建設)=S・SRC・RC造地下5階地上64階建て延べ約46万㎡、高さ325m▽B-1街区(三井住友建設)=RC・SRC・S造地下5階地上64階建て延べ約18万5000㎡、高さ262m▽B-2街区(清水建設)=RC・SRC・S造地下5階地上54階建て延べ約17万㎡、高さ237m▽C-1街区(大林組)=S・SRC・RC造地下2階地上3階建て延べ約1万㎡▽C-2街区(同)=S・SRC・RC造地下3階地上8階建て延べ約3万2000㎡▽C-3街区(同)=S・SRC・RC造地下2階地上3階建て延べ約1600㎡▽C-4街区(同)=RC・S造地下1階地上3階建て延べ約1700㎡。

Source: 建設通信新聞
600人超が安全を祈願/虎ノ門・麻布台再開発の起工式