和歌山県、IR誘致へ意見収集/有識者会議が初会合

【延46万㎡、投資額2799億】
 「和歌山マリーナシティ」へのIR(統合型リゾート)誘致を目指している和歌山県は6日、学識者らで構成する有識者会議の初会合を和歌山市内で開いた。仁坂吉伸県知事と会議座長を務める伊藤元重東大名誉教授ら8人の委員が出席した。
 特定複合観光施設区域整備法に基づく手続きに先立ち、幅広い分野の有識者から専門的知見を得ることを目的に5月に同会議を設置。会合に先立ち仁坂知事は「発想が小さくならないよう皆さんからの知恵をお借りし、アイデアを補強していきたい」とあいさつした。
 会合では県が策定したIR基本構想についての説明があったほか、意見交換が行われた。県の基本構想によると、和歌山マリーナシティ(和歌山市毛見)の約20.5haに、カジノを備えたハイグレードラグジュアリーホテルを中心とした延べ5万㎡規模のMICE(国際的な会議・展示会など)などを整備。総延べ床面積は約45万7200㎡、建設投資額は2799億円と試算している。
 終了後記者からの質問に応じた伊藤座長は会合を振り返り「和歌山らしい」リゾート型IRのあり方を議論する上で参考になったとし「準備が進んでいるという印象を受けた」と述べた。仁坂知事も「もっとたくさんの意見を聞きたい」と、今後の議論への期待感を表明した。
 伊藤座長を除くその他委員は次のとおり(敬称略)。
 ▽石川耕治(弁護士)▽大久保洋子日本家政学会食文化研究部会副部会長▽久保成人日本観光振興協会理事長▽佐伯英隆京大公共政策大学院名誉フェロー▽谷口博昭建設業技術者センター理事長▽森詳介関西電力相談役▽吉川左紀子京大こころの未来研究センター特定教授。

Source: 建設通信新聞
和歌山県、IR誘致へ意見収集/有識者会議が初会合