秩父橋を直轄診断/今秋にも市に報告書/関東整備局ら「道路メンテ技術集団」

 関東地方整備局、国土技術政策総合研究所、土木研究所の職員で構成する「道路メンテナンス技術集団」(リーダー・荒川正秋関東整備局関東道路メンテナンスセンター長)は、埼玉県秩父市が管理する秩父橋を直轄診断した=写真。
 同市阿保町にある秩父橋は、延長134.6m、延長6.8mの3径間連続RC開腹式アーチ橋。1931年の建設後88年が経過し、現在は人道橋となっている。
 市との手交式の後、橋梁点検車による近接目視、コンクリートの採取、川に潜ったダイバーによる水中カメラの撮影などを行った。
 基礎部分の洗掘調査では、土砂が洗い流され、土の部分に隙間ができており、速やかな補修が必要とした。染みこんだ雨水が、補強鋼板があるため内部でたまり、セメント分が遊離石灰として出ていることも報告された。
 採取したコンクリートの調査を進め、秋を目安に再度、市に報告書を提出する。
 直轄診断は、地方公共団体に対して技術的な支援が必要なものに限り、国が技術的な助言を行う。関東整備局管内ではこれまで、大前橋(群馬県嬬恋村)、御鉾橋(同神流町)に直轄診断を実施しており、埼玉県内では初となる。

Source: 建設通信新聞
秩父橋を直轄診断/今秋にも市に報告書/関東整備局ら「道路メンテ技術集団」