山口市/多世代交流・健康増進拠点整備/9月28日から市民対話

 山口市は、温泉源を活用した豊かな暮らしと交流の拠点となる「多世代交流・健康増進拠点施設整備」の基本計画策定に向け、28日から市民ワークショップ(WS)をスタートする。9月を皮切りに、10月、11月、2020年3月の計4回開催し、施設の機能など幅広い意見を聞き、基本計画に反映させる。基本計画デザイン等支援業務を光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所・大建設計JVが担当しており、ワークショップの運営を支援する。
 ワークショップへの参加者は、市内に居住、通勤、通学している者を対象に、13日まで受け付ける。定員は60人程度。応募先は企画経営課共創推進室。テーマは、「温泉とともにある暮らし」「施設でのイベント企画」。さまざまな写真やイラストを見ながら発想を膨らませていく方法で行う。
 整備予定地は、同市湯田温泉5(湯田地域交流センター南側遊休地等の一帯)約1ha(市有地および民有地)。建ぺい率が80%、容積率は400%。延べ約4000㎡程度の事業規模を想定している。事業費は約30億円を見込む。
 19年度内に策定予定の基本計画については、高度な建築技術や専門知識、創造性を活用しながら施設整備後の事業展開まで考慮し、さまざまな役割が融合したこれまでにない独自の空間コンセプトを検討する観点から、基本計画デザイン等支援業務にプロポーザルを採用。2次選考で参加者それぞれの代表作品の現地調査を行うなど、これまでにない選定方法で特定した。
 特定されたJVは、提案したノウハウ、アイデアを基本計画策定から設計まで一貫して発揮できるよう、基本・実施設計を担う候補者として検討する。施設建設工事は、市ふるさと産業振興条例の趣旨を踏まえ、地域経済の振興に貢献する取り組みを進めるとしている。また、維持管理・運営に当たっては、指定管理者制度の活用など、民間活力を導入する方針だ。
 整備スケジュールは、20年度基本設計、21年度実施設計、22年度着工、24年度供用開始を予定している。

Source: 建設通信新聞
山口市/多世代交流・健康増進拠点整備/9月28日から市民対話