新見市/駅西エリア都市拠点施設/緑樹グループに優先交渉権

 岡山県新見市は、公募型プロポーザルの手続きを進めていた新見駅西エリア整備事業都市拠点施設整備の事業者選定結果を公表した。優先交渉権者には、緑樹を代表企業とするグループ(構成員・新見ガス、田中実業)を特定した。同グループは学生居住棟と交流施設棟の整備を提案した。近く基本協定を締結する。
 事業対象地は、JR新見駅西側に隣接する区画(同市西方477-4ほか)で、JRから市が取得する予定の用地と市有地で構成する。敷地面積はJR所有地が2455㎡、市有地が845㎡。建ぺい率は60%、容積率は200%。
 対象地の北西約2㎞には、市内唯一の高等教育機関である新見公立大学・短期大学があり、長年にわたり看護、幼児教育、福祉専門の人材を養成してきた。2019年度から完全4年生大学に改組したことに伴い、学生数の増加が見込まれ、その受け皿としての住居確保などを目的に同事業が計画され、併せて駅周辺地域の活性化につなげる。
 緑樹グループの提案は、学生と市民・学生同士の交流が生まれる学生居住棟(5階建て)と新見の魅力に出会う交流施設棟(2階建て)を建設する。学生居住棟は、学生の住居を想定した賃貸住宅100室と学生や市民が集い交流できる空間を整備。交流施設棟は新見の魅力に出会う発信拠点としてのにぎわい機能を備える。
 同グループの提案は、整備が期待される施設(機能)の面で、コモンライブラリー&カフェや新見セレクトショップ、市民交流のフリースペース、にぎわい広場や交流スペースを設け、市都市計画マスタープランに定める新見駅周辺まちづくりの主要テーマである「新見市の表玄関としての顔づくり・にぎわい交流拠点の形成」を具現化するものであることなどが評価された。
 事業用地については、売約または貸付を行う。範囲は、応募内容を基本に協議調整により決定し、土地売買契約または定期借地権設定契約を締結する。整備時期は、学生用住宅が22年4月の入居までに整備を終えることとする。そのほかの提案機能については別途協議するとし、契約締結から2年度をめどとしている。事業期間は25年間。
 基本協定締結後、1年以内に事業対象地の売約または定期借地権設定契約を結ぶ。20年3月以降の着工を予定している。

Source: 建設通信新聞
新見市/駅西エリア都市拠点施設/緑樹グループに優先交渉権