6、7年後の完成想定/20年度にも都計手続き 敷地を大街区化/神田錦町3南部東再開発

 神田錦町三丁目南部東地区再開発準備組合(東京都千代田区)は、敷地の大街区化を軸とした再開発施設を検討している。最短ケースで2025、26年度ごろの完成を想定し、20年度以降に都市計画手続きを進めたい考えだ。地権者の安田不動産が事業協力しているほか、都市再生機構(UR)も参画している。コンサルタントは上野計画事務所が担当している。【/安田不、URが参画】
 対象区域は、神田錦町3-1、13、15、21、23などの約2万9600㎡で、内訳は宅地などが1万4825㎡、道路などが1万4775㎡。用途地域は商業地域で、容積率が600-700%となっている。
 敷地の北側は神田警察通り、西側が千代田通りに面している。既存建物としては、竹橋安田ビルや安田シーケンスタワー、名古路ビル本館、正則学園高校、錦城学園高校、千代田区の「ちよだプラットフォームスクエア」などが立地している。
 再開発の検討では、地区内の一部道路を廃止して大街区化する方向性が固まった。敷地中央に業務・商業などの大規模複合ビル、その南側にマンションを建設する構想だ。現在、高校などが立地している北側の神田警察通り沿いの敷地は、公共広場や公開空地などのオープンスペースを整備する方針。大街区化に伴い、地区計画の変更や道路の再編・廃止などの手続きが必要となる。
 準備組合は現在、近隣で安田不動産などが手掛けた再開発施設「ワテラス」(淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業)などを参考にしながら、大街区化による施設計画の検討を進めている。敷地が広いため、施設規模はワテラスの総延べ約13万㎡を上回る可能性が高い。再開発施設には、2つの高校も組み込む方向で検討している。
 20年度以降の都市計画手続きを経て本組合を設立し、権利変換計画の認可後に着工する。工期は3年程度を見込み、最短ケースとして25、26年度ごろの完成を想定している。

Source: 建設通信新聞
6、7年後の完成想定/20年度にも都計手続き 敷地を大街区化/神田錦町3南部東再開発