風波・「いまさら何を言わんや」である。政府の就職氷河期

 「いまさら何を言わんや」である。政府の就職氷河期世代支援プログラムのことだ◆当時は、高学歴の人だけが正社員になる道を許され、多くの学生は希望の職種を選ぶことはもちろん、雇用形態や給与の多寡で会社を選ぶことも許されず、偏差値の低い大学出身者はフリーターになるしかなかった。その結果、否応無く社会に放り出されて、やりたい仕事かどうかを考える余裕もなく、とにかくもがいてこの15-25年を過ごしてきた◆その中で何とか職にありつき、社内の足場も固め、大切にすべき家族がいる人も多いだろう。いまさら政府から優しくされても「10年遅い」と吐き捨てたくなる◆それよりもいま会社にいる就職氷河期世代は、昔ながらの教育方法で育てられた最後の世代でもある。貴重な存在として、大切にしてほしい。

Source: 建設通信新聞
風波・「いまさら何を言わんや」である。政府の就職氷河期