年度内に設計着手/交流拠点都市を実現/美祢市新本庁舎

 山口県美祢市は、新本庁舎整備基本計画をまとめ公表した。有識者らで構成するアドバイザー会議の議論、市民ワークショップや同計画案のパブリックコメントなどの成果を踏まえ策定。市民が「夢・希望・誇り」を持って暮らす交流拠点都市美祢の実現に貢献する新庁舎整備を目指し、今後の基本・実施設計のベースとする。今年度から設計に着手する。
 同計画では、基本構想で打ち出した基本方針を踏まえ、新本庁舎のあり方として▽市のシンボルとして豊かな自然が感じられ、長く使い続けられる場▽市民を支え、市民のよりどころとなる場▽防災拠点として、市民の安全と安心を守る場▽市民活動や交流の場となり、市民から愛される場▽美祢の取り組みや地域情報を発信し、地域活性化に貢献する場--であることを掲げている。
 整備に当たっては、現在分散配置している農林課・農業委員会事務局、健康増進課・生活環境課を機能集約するとともに、市社会福祉協議会と図書館の新本庁舎敷地への集約化および複合化を検討する。
 規模は、延べ6800㎡を基本とし、基本設計段階で配置職員数の精査や執務環境などの検証を実施し適正規模を算出する。また、複合化が決まった場合は改めて適正規模を確認する。階数についても4階建てと5階建ての2案を挙げ、基本設計で配置計画と合わせて検討する。
 備える機能については、市民利用、行政執行、議会、防災拠点、構造検討、省エネ・環境配慮検討、美祢の特色を生かした材料活用、誰もが利用しやすい庁舎機能の8項目を挙げている。
 事業手法は、さまざまな手法を比較検討した結果、従来方式(公共事業方式、直接建設方式)の採用、設計者選定方法は、プロポーザルの採用が望ましいとしている。
 今後のスケジュールは、2019年度中にプロポーザル手続きを進め設計者を特定し作業に着手する。20年度で基本・実施設計をまとめ、21年度着工、22年度中の完成を目指す。

Source: 建設通信新聞
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