都心の回遊性向上/三宮駅周辺再整備事業景観形成方針/神戸市

 神戸市は、三宮駅周辺再整備事業における駅前での「えき=まち空間」整備に向けた景観デザインコードの景観形成方針をまとめ、公表した。
 景観デザインコードは、地域における景観のあるべき方向性を示したもので、これをもとに行政や事業者などが、公共空間と沿道建築物が一体となった空間のあり方を共有する。景観形成方針、景観形成基準、ガイドラインで構成し、今後、基準とガイドラインの策定を進めていく。
 今回まとめた景観形成方針では、(1)都心の回遊性の向上(2)「まち」の特性をふまえた空間構成(3)官民一体となったにぎわい(4)人が主役となる居心地の良い空間(5)海や山、空への広がり(6)高質で穏やかな設え(7)にぎわいのある上品な夜間景観(8)地区や通りの特性をふまえた広告物(9)三宮交差点の顔づくり(10)神戸を象徴する空間--を掲げている。
 通りに面した開放感あるエントランスを設けるなど歩いて楽しい空間を創出し、壁面や低層部のデザイン、植栽の設置や舗装のデザインなどによって「まち」の個性を引き立てる。
 官民の中間領域における舗装や外構は道路境界線を意識させない連続性あるデザインとし、一体的な空間とする。
 また、三宮交差点を形成する建築物は、神戸の顔を印象づける軽やかで空間の広がりが感じられる正面性のあるコーナーデザインとし、交差点に向けてエントランスや見通しを確保する。
 さらに、通りに漏れ出る明かりを意識した照明、建築物のデザインを生かす照明、温かみのある照明などで上質な夜間景観を演出する。

Source: 建設通信新聞
都心の回遊性向上/三宮駅周辺再整備事業景観形成方針/神戸市